過去2足orderした経験ありの者です。
御社の木型のCSおよびESは、履き口といいましょうか、いわゆる筒周り及び踵がこんにちの日本人の足とやや違うかなと思っています。ようは緩いのです。 一方でMDは非常にこの辺りが現代的にアップデートされていて、踵のしぼりが優秀でいいですね。 ローファーを検討しています。 紐靴に比べて筒周りや踵が緩いと悲惨です。 客が満足出来なければ、代理店や御社も当然品を提供する満足感はないかと勝手ながら思います。 筒周りを絞ったり、踵を小さくするオプションは可能でしょうか? 具体的には、ベロの裏を厚くしたり、踵の芯を絞るといった具体的な手法はとって頂けるでしょうか? 代理店に訊けと言われるかもしれませんが、orderを前提でないとなかなか足を運ぶのは憚れるのでこちらで質問しました。 マス様
投稿有難うございます。また当社製品をご愛顧いただき誠に有難うございます。 ご指摘のMDのシリーズについては、比較的甲が薄い人向け開発した商品になります。人の足は十人十色と言いますか千差万別といいますか、甲の高い人も低い人も指幅が広い人、狭い人様々でそれぞれ合う型があるようです。そういう意味ではマス様は比較的甲が薄いタイプかと推測します。 さて次のご要望としてローファーをご検討中とのこと。多少長くなりますが、注意点を列記します。 1.サイズ選びの際、ゲージ靴の紐を取り外し羽根を全開にし踵がついて来るサイズを選ぶ。 2.このサイズは紐付で選ばれたサイズよりも必ず長さか幅で小さいものになります。 3.紐付と違って調整機能を有していないローファーは、足全体で靴を捉まえる必要があり指周りでもある程度のタイトとさを出さないと踵が抜けます。
4.出来上がってから踵の芯を絞ったり、小さくするオプションはありませんが、芯材の指定を革芯にすることは可能です。製作するラスト(靴型)のフォルムをより忠実に成型する効果はありますが、踵を捉まえる効果となるとさほど期待はもてません。 5.舌部の革の間にスポンジを挿入するオプションがございます。こちらは甲を締める効果と締めた甲部に熱を持たせ難い2つの効果が期待出来ますので有効です。 通常、お取り扱い店に置いてあるゲージ靴は紐靴です。 慎重を期してローファーのゲージ靴をお試しいただくとしたら事前にお店に予約をいれらるのがよろしいかと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ご担当者さま丁寧な案内有難うございます。
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