革のお話

現在日本で生産している牛革製品の、約8割の原皮は輸入に頼っております。日本では主に、北米・オーストラリア・ニュージーランドから塩漬けされた原皮を仕入れ、なめし加工を施し「革」にして、靴やバッグ等の製品を作っています。

牛革はあくまで食肉用として育てられた牛の副産物であり、毛皮等を除き、革製品の為に動物を飼育する事はありません。

日本にも有名な国産牛がいろいろおりますが、四季があり国土が狭いので、気候・育て方・品種等の違いから、大量に同じ品質の原皮を手に入れるのが困難です。そのため、大量飼育をし、大量に食肉を輸出している北米等に頼っているのが現状です。

地産地消を目指して

当社のある山形県は、米沢牛を筆頭に肉牛の産地として、日本でもトップレベルの品質を誇っています。

そこで、山形でこだわりの靴を作り続けている当社では、なんとか山形の資源ともいえるこの山形牛の皮で靴を作れないものかと、長年模索しておりました。試作を重ね、やっとこの度皆様にお届けする日を迎えることが出来ました。

今回出来上がりました革は、燃やしても有害物質の出ないノンクロームなめしを施し、自然の風合いを生かしたシボを残し、日本の伝統色から色出しをしてみました。履き込むほどに味のでる靴が出来上がりましたので、お気に入りの靴として長く愛用して頂ければと思います。

宮城興業株式会社は資源の有効活用と、山形発信による世界に誇れるものづくりを目指して、手間を惜しまず、挑戦し続けて参ります。

宮城興業株式会社

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