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『魂が宿る靴』宮城興業の挑戦
「革靴は硬くて窮屈」日本では、その様なイメージを抱いている方は少なくないでしょう。
宮城興業の名を冠した革靴はその固定概念を覆す存在です。
崇高な佇まいを持ちながら履き心地と快適さを備えるドレスシューズ。
それが、宮城興業の哲学の結晶である自社ブランド”MIYAGIKOGYO”です。
近代日本人が西洋文化を取り入れていく中で、革靴もまた、足に保護力と運動性能を求められる履き物として定着していきました。
宮城興業は1941年の創業以来、英国のBaker & Sonsとの提携を経て、試行錯誤を重ねながら本格的な革靴作りを磨き続けてきました。
そして単なる技術の習得に留まらず、更に発展させたのが「日本人の足」に寄り添う靴型です。
足を無理に拘束せず、踵や指先の安定感を追求したその形状は、長時間の使用でも快適さを保つ工夫が随所に盛り込まれています。
更に内部構造にも独自の技術が光ります。
例えば、歩行時の衝撃を吸収し、履く人の足裏に自然とフィットしていくオリジナル圧縮コルク。
横アーチを安定させる二重シャンク。
踵の立体形成から保持、そして復元力を備えながら、端部に柔軟性を兼ね備える革床材立体カウンター。
様々な要素が絶妙に組み合わさり、MIYAGIKOGYO独自のスタイルと履き心地を生み出しています。
MIYAGIKOGYOが掲げるテーマは『魂が宿る靴』。
そこには、80年以上にわたる経験で培われた技術と、職人たちの誇りが込められています。
革靴作りを通じて、履く人の日常に寄り添い、人生を支える相棒となる靴を届けたい…
その想いが、一足一足に込められているのです。
履くたびに感じる特別感は単なる「道具」を超え、あなたの足元に魂を宿す存在となるでしょう。