靴の手入れについて調べると、「乳化性のクリームの塗り過ぎは通気性を損なうためNG」との内容の記事を見かけることがあります。
貴社製品は、アッパーの素材に蝋引きキップを選べるかと思いますが、上記と同じような理屈で、蝋を染み込ませる(もしくは表面を覆う)ことで、通気性が損なわれ、クラック等のトラブルに繋がる恐れはないのでしょうか。 また、履き皺の入り方や履き込んだ後の色については通常のキップと似た風合いになるのでしょうか。 亀さま
返信が遅くなり申し訳ありません。 弊社で採用している蝋引きキップに関しましては、早期にクラックが発生するといった 問題は起こっておりません。 蝋引きは、ブライドルレザーに代表されるようにそれほど特殊なものではありませんので、 ご心配なさらなくても宜しいかと思います。 革の種類が異なると、銀面(表面)の状態や加工方法が異なるため、全く同じ皺の入り方 とは言えないと思います。 履き込んだ後の色については、通常のキップよりクリームの乗りが良いため、経年変化 しやすい革になります。 以上宜しくお願い申し上げます。 |
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